昼の風はすっかりやんで
草や樹木も息を潜めた
こんな静かな夜はきっとタイトな眠りが
あの痛い夢も見せないんだろう
人の気配の消え去った町並みに
1人でふらっと繰り出した真夜中
巡回の警備員が映画のセットの町に
迷い込んでしまった様に
何も求めない夜
今夜は
しがらみも受け止めて
何も求められない夜
今夜は
重力を感じて嬉しく思ってる
昼間の太陽は眩し過ぎて
たまらずに俺はブラインドを下ろす
あなたの体温が上がりすぎて
となりで俺は必死に汗を拭う
すべてがあるべき所にあって
すべてが真実だと解らせてくれる
この世の安息日には
太平洋も湖に変わる
何も求めない夜
今夜は
君に会う必要もない |